ふくらく

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人々を元気づけるふるさとの味

石巻の東にある渡波地区。そこに、地域の方々に親しまれる「焼きそばの店」があった。渡波で自宅を再建した、連れ合いの知人が教えてくれた。「地元じゃ、焼きそばといえばここの店。今度、食べさせっから。」との約束どおり、再び連れ合いが訪問した時、出前をとってくれたという。 連れ合いが言うには、「野菜と肉と、目玉焼きが乗っていて、食べる時にソースをかける」とのこと。 麺には味がついているが、追ってかけるのだそう。後からかけるソースは、うまく調和が取れるように工夫されているようだ。 どうも、店の名前は教えてくれないらしい。ただ、その品を食べさせてくれ、その店の焼きそばを鮮明に記憶させてくれた。 「この辺じゃ、出前といえばラーメンより焼きそば。」とも言っていたそう。 いつか食べさせたいと、連れ合いは言っていたが、突然、その機会は訪れた。再び呼ばれて知人宅を訪問し、さて、帰る段になって引き止められたという。そして、何と、あの焼きそばをまたご馳走になり、さらに土産に一つ頂戴したのだ。 連れ合いは、近くの店で冷凍枝豆を買って保冷材代わりにし、仕事の合間に我が家に寄って土産の焼きそばを置いていった。 ついに、あの焼きそばとご対面である。